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現地の新聞で今回の訪問が紹介されました。 |
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※写真をクリックすると大きな写真がご覧になれます。 |
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それぞれ思い思いの
プレゼントをお渡し
しました。
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私は15年程前より公立中学校の知的障害学級担任を経て、今年は障害学級担当で嘱託教職最後の年になります。又、障害教育に係わる以前は全国学校教育相談研究会に所属し不登校、反社会的・非社会的傾向及び虐待によるトラウマに関する生徒の対応についてを研究仲間と学びながらそれらの生徒達と係わってきました。最近では前記の予防と様々な場で教育活動の活性化を図る為の「開発的教育相談」を研究仲間と学んでいます。それらに関する海外視察研修ツアーには何度か参加してきましたが、障害教育に関する海外視察は10年程前に自閉児研究の草分けであるショプラー先生をノースキャロライナ州立大学に尋ねワークショップを受けて以来今回が2度目です。今回の参加は「乗馬セラピー」の勉強の他に、私自身が40数年間の教職で溜めてしまった心身の蓄積疲労を癒すのも目的でした。後者の目的がかなり達成したのには驚きと喜びです。
「乗馬セラピー」は2日間とも午前・午後の集中セッションでした。今回、私がこのオーストラリアRDAセンターで受けたセッションで特に印象に残ったことを箇条書にして報告させて頂きます。
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@ バリナRDAセンターの環境
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紺碧の空の下 森や林につながる広大な草原と広く手入れの行き届いた花畑の中程に馬場があった。当日セッションで使われる五頭が厩舎でスタンバイしていたが他十頭ほどがセンターの敷地内に放牧されて居るはずだが木陰で草をついばんでいる一頭と、餌をねだって事務所に何度も顔を出す老馬の他に馬の姿は見え無い・・・。牧歌的で広大なRDAセンターであった。
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A バリナRDAセンターの雰囲気とセッションを受けるこども達の様子 |
センターでセッションを受けているこども達は、秩序正しく厳粛な雰囲気で統制されていた。しかも、こども達の適度に緊張した表情からは乗馬を楽しみ満喫している様子が伝わってきた。実は、我々の最初のセッションは前日に視察訪問をした私立養護学校児童・生徒達の「乗馬セラピー」のセッションを見学することから始まった。今日セッションを受けに来ている児童・生徒達の様子が昨日訪問した時とはまるで別の集団のように思われた。昨日訪問をした時はちょうど休み時間だったこともあってかいずこも変わらぬものではあるが子どものかん高い声が煩い程だった。しかし、今日は厳粛で統制のとれた集団なのである。児童・生徒全員がRDAセンターではマナーやルールを完全に守れていたのである。馬は神経質な動物なので大きな声を出すと、それに馬が驚き暴れだすと危険であるということと、数頭の馬で同時にセッションを行うので指揮をするセラピストの声が馬場全体に聞こえるようにするために静粛でなければならないとのことであった。馬場で騒いではいけないことを全ての子どもが理解しそれを守れているのであった。昨日のにぎにぎしかったこども達が今日ここでは別人の様な表情を見せたのには驚かされた。
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B バリナRDAセンターと活発な地域ボランティア活動
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バリナRDAセンターで私は障害のあるこども達が地域で大切に扱われていることを知り驚いた。セッションを受けている子どもの人数よりそこに手伝いに来ているボランティアの人数の方が多いのである。セラピストが障害のある子どもを乗せた馬の手綱を引いているのだが更にその馬の左右にはボランティアが2人も付き添っていた。セラピーを受けている子どもを地域の何人ものボランティアが支え大切に見守っている様子を見て、私は、地域の協力を得て盛り上がる日本の祭り御輿を連想した。ここでの「乗馬セラピー」セッションが大変崇高に思われたからである。
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C「乗馬セラピー」体験の感想
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養護学校児童・生徒達の「乗馬セラピー」セッション見学の後、2日とも私は実際馬に乗りセラピストによる「乗馬セラピー」を体験することができた。セラピストとアシスタントに励まされて実際に馬に乗ってみた。初めて馬に乗った私は振り落とされまいとする警戒心と馬と仲良くし一体化しようとする意識が同時に働き必死で五感を駆使して馬に友好的サインを送った。そのうち私は馬が私を乗せてくれていると思えてきた。馬から降りて冷静に考えてみると「乗馬セラピー」には個のコミュニケーション活動を活性化させる効果があるのだと思った。この事から、私は馬が暴れて振り落とされるのではないか、近くに寄るだけで蹴飛ばされるのではないかという馬に対する悪い先入感を払拭することができた。そして、馬はおとなしく人に友好的な動物であることを実感した。私は馬と心が通じ合えたと思うと筆舌には表しがたいほど喜びが込みあげてきた。クライアントをそう感じさせられるようになる為の勉強にオーストラリアに来たはずだったのに、私はまず自分自身が完全にリフレッシュしていた。このリフレッシュの体験が「乗馬セラピー」を学ぶ基礎であると私は確信して帰国の途についた。 |
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最後に
今回のオーストラリア「乗馬セラピー」ツアーの大きな目的は、私自身が長年の教職生活で溜めてしまった蓄積疲労を回復することでした。それを、たった8日間で完全に回復することができましたのは、オーストラリアの雄大で緑豊かな大地と温暖な自然環境とそれにも増してバリナRDAセンター長のケリーさんをはじめセンターの方々、そして本当に可愛いお馬さん達の優しさに触れることができたからだと思います。改めて、この出会いを企画し自らツアーコンダクターになって同行して下さった津田望先生と終始協力的で楽しく共に学び合うことができましたツアー同行者の皆様に心より感謝し報告を終わらせて頂きます。
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以上 |
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私は、以前からアニマル・セラピーに関心があり、独学ですが色々なワークショップやセミナーに参加しながら勉強し、実践できる場を探していました。また、子どもたちとの関わりの中でアニマル・セラピーを活用したいと思っていたので、まずは養護学校の講師として子どもたちと触れ合うことから始め、そこから障害者乗馬にも関心を持つようになりました。そして今回、のぞみ先生とご一緒でき、このような企画があると知り、すぐに飛びついてしまいました。
オーストラリアでは、のぞみ先生とバリナRDAセンターのKERRYさんとの劇的な再会から始まって、広大な大地、そこに放牧されている動物たち、澄んだ青い空、エメラルドグリーンの広い海・・・すべてが感動!!「すっご〜い」を連発しながら、「イヤイヤ!勉強をしにきたのだから!」と何度自分に言い聞かせたことかわかりません。
現地では、まずBIALA養護学校の見学をしました。午後のくつろぎタイムだったので授業風景は見ることができませんでしたが、子どもたちが、緑の草の上でのんびりと楽しんでいる姿をみて、思わず私も仲間に入れてもらおうと側に駆け寄っていきました。彼女たちは、初対面の私を受け入れてくれ、言葉も理解できない私に一生懸命説明してくれました。遊んでいるうちに時間は過ぎ、遊びに言葉の壁は関係ないなぁと感じました。
WILSON PARK養護学校では、あらゆるところにヴィジュアル・サポートがあり、子どもたちとのコミュニケーションもサインを使って行っていました。私の勤務している学校の様子とは全く違うので驚きの連続でした。その中で特に感動したのは、重い自閉症の女の子が最初は私たちに全く関心を示さなかったのですが、参加者の一人の手のひらに円を描き、「お金をためて日本に行きたい」というようなことを表現してくれたのです。私も重度グループの指導をしていくなかで、どうしてコミュニケーションをとればいいのだろう・・・と悩んでいたところで、少し目頭が熱くなりました。
乗馬セラピーのセッションでは、とにかく広大な敷地の中、放牧された馬と一緒に仕事ができることをうれしく感じました。そして実際に子どもたちと同じプログラムを経験させていただき、体のどの部分がよく動いているのか、どんな気持ちになるのか等、体感することができました。また、リーダーもさせていただき、馬との歩調を合わせたり、乗り手の様子を感じながら馬を誘導するという難しさも勉強することができました。
そこではドキドキする場面も多かったのですが、のぞみ先生のサポートやセンターの皆さんの暖かい声かけ、そして参加者の皆さんの笑顔により、終わったあとは充実感でいっぱいでした。子どもたちもきっと、乗馬を終えた後は、このような達成感・充実感に満たされているのでしょう。
今回の研修では、毎日、毎晩、のぞみ先生や参加者の皆さんと障害児教育や動物福祉についての話などで盛り上がりました。参加者の皆さんの熱意に自分を奮い立たせることができました。また、今回お世話になったKERRYさんのおかげで多くの観光もさせていただきました。
そして、今後の私自身の進路に大きな影響をあたえる研修ツアーとなりました!!
本当にありがとうございました。
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