のぞみ発達クリニック
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認知・言語促進プログラム
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JaTTS 日本総合的セラピー研究会
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のぞみ発達クリニックでは高学年になると、将来に向けて社会生活で必要とされる能力を高めるために、グループ指導の一環として「社会学習指導」が行われます。今回はいくつかの活動をご紹介します。

こちらのグループではちょっとゴージャスなかき氷を作りました。まずみんなでどんなかき氷を作りたいか、そして材料をだれが持ってくるのかなどを話し合います。多少の意見の違いはあっても、当日になると、やっぱり○○君のシロップを使わせてもらおうかな、今まで食べたことがないけど、皆が食べているから私も、と少しずつ受け入れの幅も広がり、友達同士のやり取りが生まれます。



 

 


調理活動では食事を作ることも増えてきます。その中でレシピを確認しながら作る、包丁を安全に用いる、友達と協力したり話し合う、栄養について学習する、などのことを行います。小さい頃は包丁で手を切りそうになったりして、こちらもヒヤヒヤしながら見ていたお子さんたちでも、経験を重ねるにつれて手つきが良くなり、仲間と楽しく作れるようになっていきます

こちらのグループはサイゼリヤに夕食を食べに行きました。最初は初めてのこと尽くしで不安を感じていたお子さんも、活動を繰り返すうちに慣れて見通しを持てるようになります。自分で切符を買い、持ち物を落とさないように管理し、電車やレストランの中ではマナーを守ることを意識しながらも、友達とおしゃべりしながら楽しく食事をします。大人になってからもこんな風に友達同士で過ごせると良いなあと、微笑ましく思います。

 

その他、外出では様々な公共の施設の利用、調理ではチャーハン、カレーやお団子作りなど、また室内の特別活動として生け花など、グループによりいろいろな活動を行っています。通常の室内活動に加えてこのような活動を行うことにより、お子さんの日常生活の様子や、自立のための目標もまた見えてきます。お子さんの意外な一面を発見できることもあり、スタッフも楽しんでいます。今後もいろいろな活動を行いたいと思います!